成人矯正|世田谷区下北沢駅徒歩3分の矯正歯科クリニック

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大人の矯正

大人の方の治療は、あごの成長が終わっているため、歯の移動だけで歯並びを整える必要があります。しかし、歯を大きく移動させると、歯ぐきに大きな負担がかかります。

歯を移動させると、元々歯があったスペースが空いてしまいます。その空いたスペースを埋めるため、新しい歯ぐきが作られます。しかし、年をとるにしたがって、歯ぐきの再生能力は衰えます。一般的には、20~25歳頃がピークと言われています。

そのため、25歳以降の患者さんの場合、いかに歯の移動を少なくするか、ということを考えながら治療をしなければいけません。

治療の流れ

こちらでは、いくつかの症例を紹介いたしますが、患者さんの状態によって治療方法や治療期間は大きく異なります。あくまでも、こういう事例があるという参考としてご覧ください。

治療例①

初診時

初診時25歳の女性です。前歯のガタガタと、口を閉じても前歯が閉じないオープンバイト(開咬)がお悩みでした。

ガタガタを改善し、前歯を内側に入れるためには、小臼歯4本の抜歯が必要でした。さらに、上あごの歯列が狭いので、歯列を拡大する必要もありました。

上あご歯列の拡大

まずは、上あごの歯列を横に広げました。改善されるに従って、装置の種類を変えていきました。

  • 治療開始時です。

  • 4カ月後です。

  • 10カ月後です。

ワイヤー治療を開始

小臼歯を抜歯して、ブラケットを取り付け、ワイヤー治療を開始しました。

特殊なワイヤー

途中から、特殊なワイヤーも使用しました。このワイヤーは、マルチループ・エッジワイズ・アーチ・ワイヤーと言い、通常のワイヤーよりも歯を動かしやすくなります。1本1本の歯の間でワイヤーがループしており、すべての歯を同時に動かすことが可能になります。

分かりやすく例えると、列に並んでいる人が1人ずつ前に動くのと、「せーの」で全員いっぺんに前に動くのとの違いです。

治療終了

治療開始から3年後、無事治療が終了しました。

治療終了から3年後

歯並びは安定しています。

院長からのコメント

上あごを拡大しさらに歯を抜かなければならない、なおかつ3年の治療期間を要するという大変な治療でしたが、患者さんの努力により、良い治療結果が得られました。良好な歯並びは、現在も安定しています。

治療例②

初診時

初診時〇歳の〇性です。前歯の隙間が気になるということでした。

  • 右上の側切歯が非常に小さい歯(矮小歯)でした。

  • 左上の側切歯は欠如しています。

  • 上あごの全体図です。

歯が足りないところに、人工的な歯を1本作るという予定で治療を開始しました。

治療開始

左上奥歯の延伸移動のために、部分的にブラケット装置を着け、次に前歯にブラケットを付けて整えました。

治療終了

矯正治療が終了しました。当初の予定通り、歯が欠如していた左上には1本分の隙間ができています。右の矮小歯も、正常な大きさの歯を入れるために、両隣に若干の隙間を空けてあります。

修復処置

右の矮小歯にはラミネートベニアを、左の先天欠如の箇所にはブリッジを入れて整えてもらいました。
※ラミネートベニア・ブリッジは、患者さんのかかりつけ医にて入れてもらっています。

院長からのコメント

前歯を治したい、ということでお見えになりましたが、ご説明の上、奥歯のかみ合わせの改善から始め、総合的な治療を行いました。前歯の先天的欠如している歯は、かかりつけ医の協力によるラミネートベニア法により補い、美しい歯並びとなりました。