マウスピース矯正をお考えの方へ|世田谷区下北沢駅徒歩3分の矯正歯科クリニック

メールでのお問い合わせはコチラ

マウスピース矯正をお考えの方へ

当院では、マウスピース矯正を行っておりません。その理由は、マウスピース矯正のメリットに対して、それにより生じるデメリットの方が多いということにあります。端的に言うと、「マウスピース矯正で歯並びが改善する症例はありますが、非常に少ない」ということです。

もしもこのページをご覧になられている方で、マウスピース矯正にしようか迷われている方は、ぜひじっくりとご検討いただいた上で、決めていただければと思います。当院では、初診相談は無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。セカンドオピニオンも承ります。

マウスピース矯正とは

マウスピースで歯が移動する仕組み

現在の歯並びとは、ほんの少しだけずれているマウスピースをはめます。すると、歯に圧力がかかり、徐々にマウスピースにピッタリはまる位置へ歯が移動します。ある程度歯が移動したら、今度は次のマウスピースに取り替えます。これを繰り返しながら、徐々に正しい位置へと歯を移動させるという仕組みです。

マウスピースの作り方

これはメーカーにもよりますが、最も一般的なメーカーの例で申し上げますと、まず最初に歯型を採取し、その歯型をシミュレーションソフトに取り込みます。ソフト上で理想の歯並びに並べ替えると、コンピューターがその過程を自動で計算し、治療終了までに必要なマウスピースの数と形を算出してくれます。あとは、その通りにマウスピースを作成し、順番に使用していきます。

計算通りに歯は動くのか?

マウスピース矯正のデメリットの1つは、計算通りに歯が動かないケースがあるということです。ワイヤーや取り外し式の装置であれば、歯の動き具合を見ながら装置を調整するので、予定外のことがあっても臨機応変に対処できます。しかし、コンピューターで計算するマウスピース矯正では、計算通りに歯が動かない場合や予定通りに使えなかった場合の対応が非常に難しくなります。

取り外し式だからこそのデメリット

1日20時間以上の装着が必要

マウスピース矯正では通常、食事と歯みがきの時以外は常に装着しなければいけません。目安は1日20時間以上と言われています。さらに、食事後は歯みがきをしてから装着しないと、食べかすなどがマウスピースに付着し、むし歯の原因になってしまいます。

つまり、食後はすぐに歯みがきをしてマウスピースを付けるという習慣を、毎日続けなければいけません。朝・昼・晩、自宅での食事だけではなく、外食の時も歯みがきをしなければいけませんし、間食をした時も同様です。

ワイヤー矯正でも、食後すぐに歯みがきをした方が良いのは同じですが、ご自身で取り外すことはできませんので、最悪すぐに歯みがきをしなくても、歯の移動ペースが落ちることはありません。

しかしマウスピース矯正はご自身で簡単に外せますし、さぼろうと思えばいくらでもさぼれてしまいます。装置の装着時間は、治療期間に直結します。外食時など、食後すぐに歯を磨けない状況は意外と多いです。ご自身の生活習慣をよく振り返った上で、検討すると良いでしょう。

食事の時に装着できない

マウスピース矯正は「食事の時には外すから衛生的」というのが1つのアピールポイントとなっています。しかし、食事では食べ物を噛むため、生活の中ではもっとも歯に負担がかかる時間帯と言えます。歯に負担のかかる食事の時間に、歯を固定しておかなくて大丈夫なのでしょうか。

あまり好ましいとは言えません。せっかくマウスピースを20時間以上装着していたとしても、食事の時に歯に負担がかかり、後戻りの力が働いてしまったら、意味がありません。本来は、食事の時こそ歯を固定しておかなければいけないのです。

マウスピース矯正の適応症

日本矯正歯科学会から、マウスピース矯正装置(アライナー型矯正装置)の適応症などが公開されています。

日本矯正歯科学会の「アライナー型矯正装置による治療指針」

さいごに

マウスピース矯正もワイヤー矯正も、治療を担当する歯科医師の診断力・技術力が1番重要であることに変わりはありません。しかし、マウスピース矯正はすべてコンピューターがやってくれるので、矯正治療の知識に乏しい歯科医師でも簡単に始められてしまいます。

だからこそ、マウスピース矯正を考えている方は、十分に注意し、検討していただきたいと考えています。

当院では、無料相談やセカンドオピニオンも積極的に承っておりますので、悩んでいる方はお気軽にご相談ください。