初めての方へ|世田谷区の矯正歯科なら下北沢駅南西口から徒歩1分の矯正歯科クリニック

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治療方針

当院では、成育歯科という概念に基づき、治療を行っています。

成育歯科とは、お口の働きを育てることで、心と身体を育てるという考え方です。食べること、話すことは生活していく上で非常に重要な役割を果たしています。矯正歯科治療によって生活の質(クオリティー・オブ・ライフ)を高めることができ、それに伴い心身ともに健康になるということです。

また、矯正歯科治療は、基本的には長い治療になります。二人三脚で治療に取り組む歯科医師と患者が、お互い励まし合いながら成長していくということも、成育歯科の考え方の1つです。

当院では矯正治療を、生活機能の向上つまり「楽しく元気な暮らしや育ち」という目的を果たすための手段として考えています。

例えば、美味しく食事をすること楽しく会話ができることと、お口の健康には密接な関係があります。歯並びが改善されることにより歯みがきがしやすくなり、結果的にむし歯や歯周病のリスクが低くなります。

そのため当院では、歯の矯正だけではなく、歯みがきの指導も丁寧に行っています。特に装置をつけた後は歯みがきがしづらくなりますので、ひとつひとつの工程を丁寧に指導しています。また、歯並びに悪影響を与える舌の癖や生活習慣に関しても、改善のためのアドバイスをしています。

生涯、自分の歯で食事をとり、楽しく会話ができるようになることを目指し、皆さんのサポートをいたします。

治療の流れ

矯正治療は、人それぞれ過程が異なります。年齢による違いはもちろんですが、お口や顎の成長具合によっても大きく変わります。

最初の相談から治療を始める前までは、皆さん共通の流れになります。

  1. ① 相談

    無料で相談できます。お口の中を拝見して、治療の必要性、開始時期の目安、方法、おおよその期間や費用をお伝えします。

  2. ② 検査

    ご相談後、治療を受けたいという方は、検査を行います。頭部X線規格写真(セファログラム)検査や歯型の採取などを行います。

  3. ③ 診断

    検査結果に基づき、治療プランを作成し、説明いたします。

  4. ④ 予防プログラム

    唾液検査や歯みがき指導などを行い、むし歯予防に対する意識を高めていただきます。むし歯がある方はかかりつけ医にて治療をお願いしています。

    予防プログラムについて

これ以降の治療過程については、年代別にご案内しております。下記ボタンをクリック(タップ)してご確認ください。

治療にあたってのご案内

1矯正のご相談は、4歳頃から承ります
これは、顎の成長具合によっては、早くて4歳頃から治療を開始するケースがあるからです。すぐに治療を開始する必要はないと判断した場合は、定期検診に通っていただいたり、数カ月~1年後にもう1度来院をお願いしたりしています。
2治療を開始する時期や使用する装置は、一人ひとり異なります
特に子どもの場合は、顎の成長に応じた治療を行いますので、開始する時期や期間などが人によって異なります。定期的な観察によって、治療の最適な開始時期を見極めます。
3装置の装着後、数日の間は痛みが伴います
装置にもよりますが、初めての装着後はしばらく痛みが伴います。痛みが出ている間は柔らかいものしか食べられなくなったりします。多くの場合、4~5日で痛みは治まります。また、装置の調整をした後も、数日間は痛みを伴う場合があります。
4治療期間中は月に1度のペースで通院をお願いします
お口に装置が付きましたら、月に1度のペースで通院をお願いしております。歯の移動ペースや顎の成長具合に合わせて、装置の調整が必要だからです。また、装置を付けると歯みがきがしづらくなりますので、毎月きちんと磨けているかをチェックして、必要に応じて歯みがき指導を行っています。
5治療期間中のご自宅でのケアはとても重要です
取り外し式の装置の場合、きちんと決められた時間に装置を付けていられるかどうかで、治療の進み具合は大きく変わります。また、歯みがきを怠ると、治療期間中に装置のまわりがむし歯になってしまいます。ご自宅でどのように過ごされているのか、ご家族の方の協力が必要不可欠です。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスク・副作用

  • ・治療期間には個人差があり、予想よりも延長する場合もあります。
  • ・治療期間中、装置が付いているため歯磨きがしにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があるため、しっかりと清掃し、定期的なメンテナンスを受けることが大切です。治療中には、歯髄が短くなり、歯ぐきがやせて下がることがあります。治療期間中にアレルギー症状が出ることもあります。
  • ・治療中に、顎関節に問題が発生する場合もあります。治療計画には予期しない課題が発生する可能性があり、歯の形を修正する、咬み合わせの調整をすることがあるかもしれません。
  • ・矯正装置を誤って飲み込む可能性があります。装置を外す場合には、エナメル質に微細な亀裂が生じたり、かぶせ物が壊れたりする可能性があります。
  • ・装置が取り外された後、保定装置を使用しないと、歯並びが元の状態に戻る可能性があり、その後かぶせ物や修復物を調整する必要があるかもしれません。
  • ・咬み合わせや歯並びは成長とともに変化するため、治療後に問題が生じることがあります。
  • ・親知らずが生えてくることにより、歯並びに凹凸が生じる場合があります。歯周病や加齢により、歯を支える骨が減少することによる変化もあります。これらの場合、再治療が必要になることがあります。治療には慎重に取り組み、治療後も適切にメンテナンスすることが大切です。